物語に対する思い

 

一言で「物語」と言っても、様々なものがあります。

 

作家が想像力を膨らませて架空の世界を作り出すことも物語ですし、私たちの人生も物語です。

 

また架空のものと現実のものが合わさった世界も物語になります。

 

物語は物(人などの生物や道具など)が語ることで表すことのできるもの。

そして人の感情を揺さぶることも物語には可能です。

 

感動・幸福・笑い・悲しみ・怒り等々。

モチーフが同じだったとしても、どんなふうに書くかで変わってきます。

 

物語が人に与える影響も大きく、どう扱うかで結果は変わってくるのです。

 

今はビジュアルの時代だと言っている方も多いのですが、それでも物語の力は衰えていないと感じています。

一部では営業も物語の力を使えと言っている方もいるのですが、物語がどんなものなのか理解されていない気がしてなりません。

 

物語は物語。

 

それ以上でもそれ以下でもないので、過剰な期待をすることはできません。

ですが、物語は誰かの心に残りやすいもの。片隅にそっと、「そういえば…」というぐらいに。

 

大きくは目立たないけれど、「そういえばあそこにこういうのがあったな」ぐらいには思い出していただけるような会社作りをしていきたいと思っております。